根木内歴史公園  花情報
  2006年10月9日   2/2 
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10 セイヨウタンポポ
  ほとんど1年中といっていいほど咲いていますね。日本在来のタンポポとの間に雑種ができて、タンポポの分類が難しくなったようです。これも本当は何タンポポなの?
11 タコノアシ
 8月には白い花を咲かせていましたが、実が充実してきて全体が赤くなり、少し「茹でダコ」に近くなりました。もっと真っ赤になって、やがて種を落とします。
12 ツルマメ
 9月に大豆の原種と紹介しましたが、この実を見て、納得していただけたでしょうか。中を見てみたくなった人は、ひとつ、さやを開いてみるといいかもしれませんね。

13 ノボロギク
 「野に咲くボロ菊」とは少しかわいそうな名前ですが、これでも充分満開状態です。このあと白い綿毛ができて、飛んでいきます。ほぼ1年中、道ばたなどで見られます。
14 ハキダメギク
 「掃きだめ」で初めて見つかったことからつけられたそうです。中央の黄色い小花の集団のまわりに白い花弁を持つ花があり、虫眼鏡で見ると美しい花だとわかります。
15 ハハコグサ
 春の七草のひとつで、オギョウとも呼ばれます。葉で冬を越し、春に花が咲くのですが、今いくつか咲いていました。季節にお構いなしという元気ものがいるのですね。

16 ヒメジソ
 シソのような花を咲かせるけれど、食べるシソほど大きい葉ではなく、香りも少ない草です。休耕田などではよく見かけますが、園内ではきょう初めて1株見つけました。
17 ヒヨドリジョウゴ
 トマトのような白い花から、こんなにかわいい実になりました。超ミニトマトのようですが、毒があるので食べてはいけません。赤い実を見て楽しむだけにしましょう。
18 ミゾソバ
 やや湿ったところに群生します。先の方が淡紅色、根元は白色の小花が10個ほど集まって咲きます。きれいだからと花を摘む際には、茎の刺に気を付けてくださいね。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫