根木内歴史公園  花情報
  2007年02月06日 1/1 
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01 オオイヌノフグリ
 今日は花の咲いているものがとくに少なく、陽だまりでこの水色の花だけが目につきました。花びらが4枚あるように見えますが、根元がくっついていて、散るときにもくっついたままポロッと落ちます。
02 ニワトコ
 こんなに芽がふくらんでいるのを見つけました。丸っこい方の芽からは花と葉が、少し細長い方の芽からは葉が伸びてきます。
03 ヒメガマ
 ガマの穂綿といわれる白い毛が飛びかけています。秋が深まる頃に飛び始めるようですが、木枯らしにも負けずにまだくっついていました。

ヨシの茎についているきれいなカイガラムシはなんでしょうね。 カイガラムシはセミやカメムシの仲間で、口吻を樹皮に差し込んで 養分を吸い取って生活しているようです。貝殻のように硬くなるものや 綿をかぶったように白くなるものなどがいるようです。自由に動くものや 最初は動くものの2齢以後はまったく動かなくなるものなどいろいろです。
樹木に害を及ぼすだけでなく、チョコレートのコーテッド(艶出し?)に利用 したり、白ロウをとったりとけっこう役にたつものもいるよう。
04 ヤツデ
 実が充実して少し重くなったのか、枝がしな垂れています。これがすっかり熟す頃には春が終わろうとしているでしょう。それにしてもたくさんの実ですね。
06 カイガラムシ
 
  

シロダモの樹皮の裏側についている厚ぼったい真綿様のものを、丁寧にめくっていったらアリのごときものがいました。一瞬アリ? と思いましたが、足は8本あることを確認、その後かなり素早い動きで地面に落ちてしまいました。
そのことからクモの仲間でアリグモだと思いました。 そんなことアリ?
この季節は生き物はひっそりとしています。でも樹皮の内側や、ヨシの髄、落ち葉のベッドなどで暖かくなるのをじっと待っています。それを冷たい外気にさらすのは チョットかわいそうなのですが、勘弁してもらいましょう。
05 ユキヤナギ
 12月からずっと所々で花を咲かせていて、暖冬に花も戸惑い気味の様子です。今日はどの蕾もとてもふくらんでいて、今にも全部の花が咲きそうな勢いです。
07 クモの袋巣
 
 
 

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫