根木内歴史公園  花情報
  2006年10月9日 1/2 
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01 アキノゲシ
 淡い黄色の花の色に似ず、草丈は高くなり、2bに達するものもあります。先日の強風で倒れたのか、横向きになったまま頭を持ち上げるようにして咲いていました。
02 オオオナモミ
 実のまわりにある刺の先はカギ状に曲がっていて、それで洋服や動物の毛にくっつく「ひっつき虫」です。これをヒントにマジックテープが作られたそうです。
03 オギ
 ススキそっくりですが穂がふさふさしています。触ってみるとあまりガサガサしなくて柔らかい感じです。ススキは乾いた草原に、こちらはやや湿ったところに生えます。

04 カタバミ
 庭や道ばたなど、どこでも見られるこの草は、シュウ酸という酸を含んでいて酸っぱい味がします。揉んだ葉で10円硬貨をこすってみたら、少しきれいになりました。
05 カナムグラ
 9月には雄花を紹介しましたが、雌花も見つけました。花とは思えないような花です。雄花の方は触ると花粉がたくさん飛びます。花粉症の原因のひとつと言われています。
06 ゲンノショウコ
 「現の証拠」と書き、飲むと直ぐに薬効が現れる下痢止めの民間薬として有名です。これは白色ですが、淡紅色、紅紫色など、地域により色に特性があるともいわれます。

07 コフキサルノコシカケ
 キノコの仲間でも、とくにサルノコシカケの仲間です。キノコの菌糸は木の中に広く深く食い込んで成長し、やがてこの木は土に帰ります。 (山口煕様より)
08 コムラサキ
 ムラサキシキブとしてもいいのですが、細かく見ると少し違いがあり、分けられています。庭に植えられているものの多くはこちらのようです。花と実と両方楽しめます。
09 セイタカアワダチソウ
 観賞用に栽培されたものが野生化し、旺盛な繁殖力で広がりました。適量だと美しい花も、荒れ地に大群落を作ったりして増えすぎると、人に好まれなくなるようです。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫