根木内歴史公園
花情報
2006年8月21日
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01 イヌビエ
今は実が充実して、さわるとぽろぽろと取れてしまいます。ヒエの先祖かもしれないといわれる通り、小さくても穀物らしい粒で、人は食べませんが、鳥などにはごちそうかもしれません。
02 ウシハコベ
春の七草でおなじみのハコベの仲間です。ハコベに比べると全体に大きいけれど、葉は柔らかそうです。春から咲いていますが、もうしばらく咲きつづけることでしょう。
03 カントウヨメナ
ヨメナの仲間で、秋の野に咲く野菊のひとつです。散歩の途中にこの可憐な花を見つけると、秋が来たのだなと感じることでしょう。
04 キクイモ
この鮮やかな黄色い花は遠くからも見えます。去りゆく夏を惜しむヒマワリのようですね。残暑の厳しいときは、この花を見て、元気が出ますか?うんざりしますか?
05 キンエノコロ
エノコログサの仲間です。毛が金茶色だから「金」エノコロ、わかりやすいですね。空き地や川の土手などで集団で生えていたりすると、結構美しい風景に見えます。
06 ケイヌビエ
イヌビエの毛の長いものです。とても長いですね。この長い毛はこの植物にとってどういう働きをしているのでしょう。虫に食べられにくいとでもいうのでしょうか。
07 ヌマガヤツリ
湿地のじめじめした所が好きな草です。大きいものは1メートル余りにもなります。まだ咲き始めたばかりといったところですが、園内にはあまり多くはありません。
08 チヂミザサ
葉が細かく波打って、縮れたようになっているところからつけられた名前です。この草の実は粘り気があって、服などにくっつくと取れにくいし、べたべたします。
09 ツルニガクサ
花はそろそろ終わりに近くなってきました。林の下など、やや日陰の場所に生えます。 「ニガ」とつくので葉などが苦いのかもしれません。試してみますか?
解説:馬場君子 写真:岩永秀夫