根木内歴史公園  花情報
  2006年12月11日 1/2 
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01 イロハモミジ
 以前ここに住んでいた人が植えたものでしょうか、芝生広場に1本あります。切れ込んだ葉先をイロハニホヘトと数えたことからつけられた名だそうです。
02 ウシハコベ
 8月に花を紹介しましたが、まだ咲いているものがあります。でも、ほとんどはこのように実になっています。中には淡褐色の小さい種子がたくさんありました。
03 オオイヌノフグリ
 陽射しに温められた地面の近くで気持ち良さそうですね。今日は早春に似ているのでしょうか。それにしても夏も秋も花を咲かせる繁殖力は姿に似ず強いのですね。

04 オギ
 フワフワとした柔らかい穂に見とれました。白い毛の間に点々とある淡褐色の小さいものが種子で、タンポポのように風に乗って飛んでいくのはもうご存知ですね。
05 コナラ
 モミジほどではありませんがこれも美しく紅葉している、ドングリのなる木です。この木は湿地に向かって斜めに張り出した不安定な姿勢でがんばっています。
06 スイカズラ
 細い枝を伸ばして他の木にからみつくツル性の木です。初夏、白から黄色に変わる花が2個づつ並んで咲きます。花の蜜を吸ったことのある人もいるでしょう。

07 セリ
 競り合って生えるからセリといわれ、春の七草のひとつとしておなじみのものです。この有用な草も湿地がないと自生していくことができません。
08 ノゲシ
 別名ハルノノゲシというそうですが、所々で季節にお構いなく見られました。今の季節には数少ない花で、茎の汁がおいしいのかアブラムシが集まっていました。
09 ノシラン
 9月に白い花を咲かせていたものが実になりました。これから青紫色になっていきます。ランとなっていますが、ジャノヒゲと同じくユリの仲間です。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫