根木内歴史公園  花情報
  2007年3月6日 1/2 
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01 アセビ
 白い壷形の花が鈴なりです。「馬酔木」と書き、馬が食べると酔ったようになるという有毒な木ですが、花を楽しむため庭や公園によく植えられています。
02 イヌシデ
 固くて小さかった芽が大きくなりました。これらの芽から、小花が集まって垂れ下がった雄花、枝先の葉の展開とともに小さな雌花が咲くのはまもなくでしょう。
03 サクラの一種
 このサクラは公園のものではなくお隣のお宅のもので、詳しい名前はわかりませんが園内に枝を伸ばして美しく咲いていたので紹介しました。今が見頃でした。

04 ジンチョウゲ
 この季節にはそこかしこから香りが漂ってきて、春を感じさせる花です。園内の芝生広場では、今が盛りとむせ返るような香りを放っています。
05 タガラシ
 国道寄りの水溜り近くで、冬の間も青々と葉を茂らせていたものが花を咲かせました。辛いから「田辛し」、増え過ぎて「田枯らし」ともいわれているようです。
06 タネツケバナ
 これも湿ったところが好きな花で、種籾を水に漬ける頃に咲くからといわれます。田起こし前の田んぼ一面に咲いた風景を見たくなりませんか。

07 タンポポ
 もうどこかで咲いているのを見た人もいることでしょう。最近は在来のものと外国からやってきたものとの雑種ができているとか。これはどちらでしょう?
08 ツクシ
 湿地の園路脇に1本見つけました。子供の頃、このツクシ取りに夢中になった記憶はありませんか。筆のような部分からこぼれる緑色の粉はスギナの胞子です。
09 ナズナ
 ペンペングサとして知られています。なんだかやっと咲いているような様子をしていますね。植栽の間で、熱心な草取りにも負けずに花をつけていました。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫