根木内歴史公園  花情報
  2007年3月6日   2/2 
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10 ナノハナ
  国道に近いところで数本見られます。葉を見るとチンゲンサイかコマツナのようなので、どこからか種子がこぼれたのかもしれません。
11  ニワトコ
 2月に紹介した芽が伸びて、花の方は蕾らしくなっています。野菜のブロッコリーに似ていませんか。やがて淡黄白色の小花が集まった花が咲くでしょう
12 ハルジオン
 まだ10センチにも満たない草丈なのにしっかりと花を咲かせていたので、その健気さに敬服。このために冬の間も葉を広げてがんばっていたのでしょうね。

 タテハチョウの仲間は成体越冬するようです。冬でも暖かで陽射しのある時は飛んでいることもあります。写真のキタテハはカナムグラを食草としているので園内で充分に見られます。今夏、カナムグラの葉を丹念に見ると卵や幼虫を見つけられます。
(「囲い山森の会」山口煕さんの解説)
13 ヒメオドリコソウ
 日当たりのよい場所にはこんな集団もあります。小さい花ですが、この花に合う大きさの虫が蜜を求めてやってきて、花粉を運ぶ手助けをしてくれます。
15 キタテハ

 ゴミグモは面白い生活をしていますね。垂直円網の真ん中に、垂直にゴミや餌にした昆虫や自分の脱皮がらなどをつづり合わせてリボンを作り、その真ん中あたりに自分が居ます。ちょっと目にはどれがクモかわかりません。そんな時は真ん中あたりをちょっと突くと動きますからわかります。あまり激しく突くとしおり糸をたらして落下しますからご注意を。
(「囲い山森の会」山口煕さんの解説)
14 ホトケノザ
 春の七草のホトケノザは、これとは別のものです。  葉の様子から仏様の蓮座を想像できますか。  ヒメオドリコソウと同じ仲間なので花はよく似ています。
16 ゴミグモ

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫