根木内歴史公園  花情報
  2007年3月27日 1/2 
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01 アオキ
 蕾がふくらんで、今にも咲きそうです。日当たりのよいところではもう咲いているかもしれません。紫褐色の小さい4枚の花びらを持つ花がたくさん集まって咲き、雌雄別株になっています。
02 オランダミミナグサ
 きょうは曇っているので花が閉じてしまっていますが、ハコベに似た白い小さい花です。道端などでよく見られ、全体に細かい毛が多く、触ると少しべたつく感じがします。
03 カキドオシ
 花のあと茎がつるのように伸びて、垣根を通り抜けるようになるところからこの名がつけられたとか。葉をもむとハーブのような良い香りがします。

04 カラスノエンドウ
 これも残念ながら花が閉じていますが、かわいい紅紫色の花はもうおなじみですね。葉の先は巻きひげになっていて、ほかの植物にからんで伸びようとします。
05 キュウリグサ
 こんなに小さいものに目を留めた人がいます。ワスレナグサに似ていて、もっと小さい花といえばわかるでしょうか。葉をもむとキュウリのような青臭い匂いがします。
06 スズメノカタビラ
 イネの仲間です。道端、畑、庭などいたるところで目にして、邪魔な雑草と思われているようですが、人に踏まれてもめげずにしっかりと花を咲かせる、たくましい草です。

07 タチイヌノフグリ
 葉の間に、わずかに水色をしている部分があるのがわかるでしょうか。今は閉じているのですが、オオイヌノフグリと同じ仲間で、もっとずっと小さい淡青色の花を葉の間から咲かせます。
08 タネツケバナ
 きょうはどの花も閉じがちですね。花の下の方ではもう円柱形の実ができています。アブラナの仲間なので、実もよく似ていますよ。
09 ナズナ
 花盛りに近いようです。三角形の実も見えています。「ペンペングサ」の名前はこの三角形の実の形を三味線のバチにたとえています。この三角形の中には何個の種子があるのでしょう?

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫