根木内歴史公園  花情報
  2007年5月1日   2/2 
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10 ハルジオン
 園芸植物として渡来した花が野生化したものです。白い花が多いのですが、このように淡紅色がかったものを見ると、お庭の花として好まれたのもわかります。
11 フジ
 昨年はあまり花が見られず心配したのですが、今年は見事に咲きました。湿地の方から林を見ると、木に絡み登って、緑に映える藤色が美しいです。
12 ミズキ
 木に咲いた花です。長く広げた枝の上に白く丸いお皿がいくつも乗っているようで、遠くからもよく目に付きます。小さな花がたくさん集まってお皿を作っています。

13 ムラサキツメクサ
 飼料作物として導入されたものが定着しました。たくさんの花の中のひとつをルーペで見ると、カラスノエンドウなどと同じような形をしていることがわかります。
14 ヤエムグラ
 この花の茎にはトゲがたくさんあり、幾重にも折り重なって生えて、お互いに支えあっているようです。葉の間に見える淡黄色のとても小さいものが花です。
15 ヤエヤマブキ
 園路に植栽されている木も花盛りです。「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」と歌われた通り、この花に実はつきません。

16 ナナホシテントウ
 天道虫という名の通り、太陽の方へ、上へ上へと登って行く性質があり、枝に止まらせると上へ上へ、ひっくり返すとまた上へ上へと…こんな遊びをしませんでしたか?
17 バッタの仲間
 花ではなく、花の上にいるバッタに注目です。ハルジオンにもいましたが、生まれて間もないのか、小さくて、羽も見えませんね。今、こういう生き物もたくさん生まれています。
18 カルガモ
 公園内の水溜りにときどきやってきます。これはカップルでしょうか? ヒナの移動が話題になりますが、公園内でそんな風景を望むのは無理でしょうか。

解説:馬場君子 写真:三嶋秀恒