根木内歴史公園  花情報
  2007年5月28日 1/2 
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01 アゼナルコ
 5月1日に紹介しましたが、今、花は終わって実が充実しています。鳴子という雰囲気が伝わるでしょうか。園内に湿地があることで見られる植物です。
02 イ(イグサ)
 これの栽培品を畳表として利用することはご存じですね。茎の途中にある線香花火のようなものが小さな花の集まりで、今が花盛りです。
03 イボタノキ
 白い漏斗形の小花が穂状に咲いています。今の季節にはこれに似た花を咲かせる木が他にもありますが、この木は落葉して、冬には葉がほとんどなくなります。

04 クサイ
 「臭い」のではありませんよ。イグサの仲間で、イグサより細くて小さいので、草のようなイとでもいう意味でしょうか。白い星状のものが花です。
05 クサヨシ
 草のようなヨシという意味だと見当がつけられましたか?やさしい姿で群生します。クサヨシよりも目立つ頑丈そうな葉は、ヨシの葉ですからお間違いなく。
06 コヒルガオ
 日なたの道端で、よく垣根などにからまって咲いています。かわいい花ですが、切れた地下茎からでも芽を出して殖えるので、畑に生えたら困りものです。

07 スズメノチャヒキ
 やさしく垂れる穂のイネの仲間ですが、おもしろい名前ですね。チャヒキとは鳥の食べる麦という意味だとか。スズメとは小さいという意味もあります。
08 ナガバギシギシ
 ギシギシのなかでも、葉が少し細くて葉の縁が波打つものをとくにこういいます。茎のまわりの粒々は実で、なかには後方のもののように実が赤くなるものも。
09 ナガミヒナゲシ
 今は花の盛りを過ぎましたが、少し前には道端などで多く見られました。小さくても花を咲かせて実をつけて、繁殖力が旺盛なため、ちょっと困りものです。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫