根木内歴史公園
花情報
2007年6月18日
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10 キショウブ
花が終わり、実がたくさん付いています。鑑賞用に導入されましたが、繁殖力が旺盛で他の植物を押しのけて一帯を独占してしまうので、注意が必要です。
11 クサヨシ
前回ご紹介したものが、もう花が終わり、実をつけて、これはその中身もなかば落ちてしまっています。まもなく草全体の姿も見えなくなるでしょう。
12 コブシ
実が付いています。春に咲く白い花は知っていても、実はあまり知らないのではないでしょうか?これが握りこぶしに似ていることが名前の由来だとか。
13 コメツブツメクサ
丸いひとかたまりの花でさえもとても小さいので「米粒」でしょうか。シロツメクサと同じく、外国からやって来たマメの仲間です。
14 タイサンボク
モクレンの仲間で、芝生広場で見られます。白い大きい花が次々と長い間咲き続け、甘い香りにつられて虫も入れ替わり立ち替わりやってきます。
15 ドクダミ
白い花びらのように見えるものは花弁ではなく総苞片というもので、穂状のところに花弁のない小さな花がびっしりついているという不思議な花です。
16 ニワホコリ
イネの仲間ですが、いかにも庭の雑草という感じの名前ですね。花穂を埃にたとえていますが、庭の草取りをしていると埃のように感じるかもしれません。
17 ミクリ
前回は花が咲き始めた紹介でしたが、今は次々と花が咲き、緑色のトゲのあるクリのような実になっているものもあります。国の準絶滅危惧種です。
18 ヤブガラシ
ツル草で、藪を枯らすほどに茂るとか。花びらは目立たない緑色ですが、黄赤色や淡紅色の部分には蜜があり、この蜜をもとめていろいろな虫がやってきます。
解説:馬場君子 写真:岩永秀夫