根木内歴史公園  花情報
  2007年7月9日 1/2 
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01 アキカラマツ
 まだ蕾ですが、涼しげに揺れる葉は丸い形をしていて独特です。花は夏から秋に見られ、オシベがたくさんある花の様子をカラマツの葉にたとえています。
02 コウガイゼキショウの仲間
 葉が笄(こうがい)という日本髪の髪飾りに似ているそうですが、ピンと来る人は少ないかもしれませんね。大きい株に花火のような花が盛りでした。
03 コゴメイ
 外国からやってきたイグサの仲間で、あまりにもイグサと似ているので区別しなかったうちにどんどん増えているようです。イグサより花の枝が長く伸びます。

04 コムラサキ
 ユキヤナギに混じって植えられたものが花を咲かせています。ムラサキシキブの仲間で、お庭でムラサキシキブとして植えられているものの多くはこちらです。
05 シマスズメノヒエ
 外国からやってきたイネの仲間で、繁殖力が強いため[害草]にされてしまいました。雀がタネを食べるかもしれませんが、多すぎて食べきれないのでしょうか。
06 セイバンモロコシ
 各地で増えている、外国からやってきたイネの仲間です。地下の茎でも増えることができ、大きい株を作るので、これも邪魔者扱いされています。

07 セリ
 もうこの季節の葉は硬くて食べられません。白い花は小さいので虫眼鏡で見ることをお勧めしますが、花びらがグイっと反り返ったような形になっています。
08 タコノアシ
 今年も咲き始めました。絶滅危惧種で分布が限られていますが、県内では水辺に比較的多く見られるようです。木道脇で小さな苗もたくさん顔を出しています。
09 ツユクサ
 半日しか持たない花はあざやかな青い花びらを2枚並べて大きく見せ、その前の黄色いオシベを目立たせて、受粉のために虫を呼ぼうとがんばっています。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫