根木内歴史公園
花情報
2007年7月9日
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10 ネジバナ
モジズリともいわれるおなじみの花ですが、花の時期は終わりかけですね。この螺旋状の花は、右巻きと左巻きどちらもありで、わりと自由なようです
11 ノブドウ
ツル性の草で、もう少しで小さな花が咲きます。野のブドウという意味で、青や淡紅色など、カラフルでかわいい実をつけますが、残念ながら食べられません。
12 ヒメガマ
ガマとの違いは、茎の上の方の雄花と、その下の褐色のふっくらした雌花との間にすき間があること。葉の幅も狭いので、園内で比べてみてください。
13 ヒルガオの実
ヒルガオは他の株の花粉しか受け付けないためにあまり実ができないとか。実をつけたものは他にも数株あるように見えましたが、大きい1株かもしれません。
14 マコモ
イネの仲間で、まだやっと1本咲き始めたばかりです。この葉でお盆の飾り馬を作ったりして、身近にあって昔から人に利用されてきた草です。
15 ミコシガヤ
今年は残念ながら昨年のような黄金色の穂並が見られませんでした。でも、この穂の中に小さいタネがぎっしり!来年を楽しみにしましょう。
16 ムラサキサギギゴケ
舌のような形の花ですね。茎がツルのように伸びて広がり、増えていきます。湿ったところに群生していることが多いので、コケといわれたのでしょうか。
17 メマツヨイグサ
枝別れが多くて花が小さ目。この仲間ではもっとも多く見られる種類です。夕方から咲くものが多いのですが、気が早いのか遅いのか、朝から咲いていました。
18 ヤマユリ
元は公園の柵外にあったものを移植しました。昔この辺りにはたくさんあったと思われますが、だんだん少なくなっています。そっとそのままに、ね。
解説:馬場君子 写真:岩永秀夫