根木内歴史公園  花情報
  2007年9月4日 1/2 
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01 アカメガシワ
 少し不気味な感じがしますが、木の実です。視線を上に向けて見つけてください。十分に実が充実して、たくさんの黒い種子がはじけかかっています。
02 イヌホオズキ
 道端などで見かける、ナスに似た小さな花です。緑色の丸い実がなり、黒紫色に熟しますが、ホオズキといっても毒があるので口に入れてはいけません。
03 カナムグラ
 手を広げたような形の葉をした、とてもよく広がり茂るツル草です。茎にはざらついた毛があり、こすれるととても痛いです。雌雄異株で、雄花が咲きだしました。

04 カヤツリグサ
 茎は三角形で、両端を持って割くと四角い形ができます。この四角い形を蚊帳に見立てています。小さな棒のように見えるものが花穂で、たくさんの小花の集団です。
05 キクイモ
 元気なヒマワリのような花ですね。地下にできるイモを利用するため導入されましたがあまり栽培されなくなり、野生化してしまいました。
06 カンガレイ
 茎が三角形の、太いイグサのような草で湿った所に生えます。茎の横についているものが花穂で、1本だけ花をつけていました。もう少し増えてほしいものです。

07 ジュズダマ
 熟した玉を糸に通して首飾りを作ったことがあるかもしれませんね。緑色の玉の部分が雌花で、横から伸びた穂は雄花。黄色い花粉の袋が見えていますよ。
08 ソクズ
 白い花と赤い実がありました。花の所々にある黄色いものは蜜をためてある場所で、これに虫がやってきます。用が済むと右のように緑色に。葉はニワトコに似ています。
09 タカサブロウ
 どうして人の名前のような名になったのかはわかりませんが、キクの仲間でやや湿り気のある場所に生えます。園内ではあまり多くは見かけません。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫