根木内歴史公園  花情報
  2007年9月4日   2/2 
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10 タコノアシ
 もう実になりかかっていますが、この夏の少雨にもめげずこんなにたくさんの花を咲かせたものがありました。タコの足の数を超えてしまっていますね。
11 ツルマメ
 ツル性のマメという名前通り、豆らしい花ですね。大豆の原種と考えられていますが、最初に食用にした人は現在のような多用途は想像できなかったでしょうね。
12 ヌマガヤツリ
 前回でも紹介しましたが、こんなにたくさん出てきたのでうれしくて再登場です。楕円形の花穂はふんわりとして、まるで作り物のようなかわいらしさです。

13 ヒヨドリバナ
 さすがに盛りは過ぎたようですが、それでもチョウが蜜を求めてやってきています。ひとつの筒型の花は5個の花の集まりで、毛のように伸び出ているのはメシベです。
14 ヒレタゴボウ
 別名アメリカミズキンバイといい、北米原産の外来種ですがこのように美しい花を咲かせるので好まれます。湿地に生え、茎に葉から続くヒレのようなものがあります。
15 ヘクソカズラ
 少しかわいそうな名前ですが、この草を揉んだ時のにおいを臭いと感じる人もいるかもしれません。ツル性で、黄褐色に熟す実はリースの飾りにも利用できます。

16 ホタルイ
 絞り水が豊かで自然度の高い、ホタルがいそうな場所に生えることからこの名になったとか。農薬に対する耐性も弱いと聞くと、大切にしたいですね。(右は花を拡大)
17 マツカサススキ
前回に紹介しましたが、さて、松カサらしく見えるようになったでしょうか?少しイメージと違った?いずれにせよ、木道脇で突っ立っていますので見に来てください。
18 ワレモコウ
 近くの道端から移植したものが虫に食われたりしながらも咲いてくれました。「吾木香」と書くので香りが良いのかと期待しましたが、花は青臭い匂いでした。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫