根木内歴史公園
花情報
2007年10月3日
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01 アオキ
まだ青いものですが、実が付いています。寒くなる頃には赤く熟して目立つようになることでしょう。雌雄別株なので、実が付いているのは雌株とわかります。
02 アオミズ
日陰の湿地で、やわらかくみずみずしい葉を並べて群生しています。花は葉の付け根に付き、そろそろ咲き始めたようです。
03 アキノノゲシ
使用前、使用後ではありませんが、今、花と実の両方が見られます。左の花のあと、右の綿毛になって、新しい場所を求めてタネが飛んで行きます。
04 アシ
アシは「悪し」を連想するからと、ヨシ(良し)と呼ぶこともあります。高い茎の上に穂を出して花盛りですが、イネと同じく花びらのない地味な花です。
05 アメリカアゼナ
1センチ位の小さな花を拡大してみました。淡紫色の部分が筒状になって、先が開いています。似た花が乾いた場所にあったら、葉や茎を比べてみましょう。
06 アメリカセンダングサ
キクの仲間できれいな花に見えますが、2本のトゲのある実が服にくっつくと聞き、あ、あれだとわかると、途端にイメージダウンしてしまう気の毒さです。
07 イノコヅチ
この実も小さなトゲで服にくっつき、特にセーターに潜り込んだりしたら取れにくいですね。トゲは、タネが少しでも遠くへと旅立つための装備でしょうか。
08 ウド
もう実になりかけていますが、山菜でおなじみのウドにも花が咲き、実がつきます。この花の形はヤツデの花を連想しますね。同じ仲間です。
09 オオイヌタデ
イヌタデの大きいもので、茎の節が膨らんでいるものを想像してください。これは貧弱な感じでしたが、白のほか淡紅色の花もあり、花穂が少し垂れます。
解説:馬場君子 写真:岩永秀夫