根木内歴史公園  花情報
  2007年11月1日 1/2 
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01 アオジソ
 花の時期に紹介できませんでしたが、園内には野生化したと思われるシソがあります。少し香りはしますが、葉が固くて食用には向かないようです。
02 アレチウリ
 河原や荒れ地でカボチャのような大きな葉を茂らせ広がるツル草は、これだと思ってよいでしょう。とても有害な外来植物とされていて、これは実です。。
03 イヌタデ
 淡紅色をしているので花だと思っていたら、この中にはもう黒いタネができていました。花が咲き終わっても色があせないままタネを包んでいるのでした。

04 ウシハコベ
 ハコベの仲間でやや大型。春、一斉に開花した後も所々で花を咲かせ、特に今の季節は開花どきだと感じたのか、まとまって咲いていました。
05 オオオナモミ
 この実がくっつくと取れにくいのは、トゲの先がカギ状に曲がっているから。マジックテープはこれをヒントにしたとか。自然からのアイデアですね。
06 オギ
 この美しい穂並みはもう、この公園の秋の風景に欠かせないものではないでしょうか。艶のある乾燥した茎を使って、べっ甲色のかわいい簾を作る人もいます。

07 カントウヨメナ
 この優しい花をたくさん咲かせられたらと草刈りに気を配りましたが、なかなか思うように咲いてくれないまま、もう花の時期は終わりかけています。
08 コセンダングサ
 左の花は筒状の小花が集まっています。右の黒いタネに付いているトゲのようなものにはさらに小さいトゲがあり、そのトゲでひっかかって運ばれます。
09 コムラサキ
 公園造成時の植栽に紛れ込んでいたようで、ユキヤナギの中で1株だけ花を咲かせ、実をつけています。造園屋さんが「おまけ」に混ぜてくれたのでしょうか?

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫