根木内歴史公園  花情報
  2007年11月1日   2/2 
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10 タコノアシ
 草紅葉に染められてタコノアシも良い色に茹であがりました。実の上部が蓋のようにはずれて中からタネがこぼれます。来年の芽ばえが楽しみですね。
11 タンポポ
 春以外にも1年中ポツポツと咲き、受粉しなくても結実するという、外国からやってきたセイヨウタンポポです。日本在来のタンポポは少なくなりました。
12 ノゲシ
 草取りや刈り払いをされてもいつのまにか芽を出し花を咲かせて、数は少ないながらも次の世代を残そうと、園路端や植栽の間でがんばっている植物です。。

13 ハナツクバネウツギ
 ほとんど1年中花を咲かせ、公園などではよく植えられています。蜜があるので虫にとってはうれしい花ですが、交配種のためか実をつけません。
14 ヒメジョオン
 この花もがんばり屋さんです。園内にそれほど多くはないのですが、いつもどこかでポッと咲いていました。冬の前にもうひと仕事といったところでしょうか。
15 ヒヨドリジョウゴ
 緑色のツヤツヤした実はやがて紅く色付きおいしそうに見えますが、有毒なので食べてはいけません。ツル性で、トマトの花に似た白い花が初秋に咲きます。

16 ヨウシュヤマゴボウ
 左の実の汁で色遊びをしたことがある人もいるでしょう。試しに1本抜いてみたら、右のこんな見事な根がありました。それでヤマゴボウといわれるのですね。
17 ワレモコウ
 柵外から移植したもののうち、虫害がひどかったものに遅ればせながら花が咲きました。バラの仲間なのですが、この花穂からはとてもそうとは思えませんね。
18 ジョロウグモ(クモの仲間)
 とてもあでやかなクモで、比較的高い位置に大きい網を張ります。これは雌で、大きなお腹は卵が成熟してきたから。産卵後、冬までに一生を終わります。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫