花ごよみ
2009年5月の花 1/3
ハルジオン
南側を中心に湿地のあぜに広がる外来種です。
名前も花もよく似た種にヒメジョオンがありますが、ハルジオンは茎の中が中空で、ヒメジョオンは茎の中もつまっていることで区別がつきます。
観察会の時はまだハルジオンしか咲いていませんでしたが、そろそろヒメジョオンも咲き始める頃です。
最初はいちいち茎を切ってみないとわかりませんが、だんだん手触りや見かけで判別できるようになってきます。
カワヂシャ
斜面側・パーゴラ前・南側・北側のあぜから湿地にかけて生育する日本古来の湿地植物です。
水田の減少や外来種のオオカワヂシャに圧迫されて減少していることが各地で挙げられ、環境省指定の準絶滅危惧種(タコノアシと同じ)に指定されています。
今のところ根木内歴史公園ではオオカワヂシャは確認されていませんが、今後侵入してこないかどうかを監視することが必要です。