ジャコウアゲハの観察記

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6月に入り、ウマノスズクサはさらに成長し、ジャコウアゲハの幼虫も大きさがいろいろのものが増え、さらに卵もいくつかと、順調に増えてきている様子で、みなさなぎになり蝶になったらと、期待が膨らんできました。

6月5日にはウマノスズクサの花が咲きました。この花がやがて果実になると、その様子が馬の首にかける鈴に似ているということで、この草はウマノスズクサと名付けられているそうです。

7日には幼虫は3センチ近くになっていました。一番前にある突起のところには目のようなものがあるのに気がつきました。体はとてもしっかりとしてきています。色は黒に近くなってきました。危険を感じるとすぐにオレンジ色の臭角を出して威嚇します。突起も触るとかなり固く感じられるようになりました。