ジャコウアゲハの観察記

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14日、ウマノスズクサではない草の茎を這っている幼虫がいました。地面に近づいてあと2センチくらいになったらくるっと方向転換して茎の上のほうに戻り始めました。それは途中でストップ。でも、翌日見たときにはそこにはいませんでした。

柵の横棒のところを這っている幼虫を見つけました。そこはたくさんのいろいろな草が覆いかぶさっていました。その葉に出会うと必ず葉の上ではなく下にもぐって葉を持ち上げるようにして通るのです。何か危険を感じると臭角を出して威嚇しますがもっと怖さを感じると臭角を引っ込め、体を縮込ませて頭のほうを太くしてじっとしばらく動きません。

何度も葉っぱに邪魔されながらもかなりの距離を進んでいったのですが、どうしても下に潜れない葉に出会いました。仕方なく上を通った瞬間、下のコンクリートの上に落ちました。葉っぱの表側は滑るのでしょうか?