根木内歴史公園  花情報
  2006年11月7日   2/3 
写真をクリックしてください。大きなサイズで見ることができます。
10 ガマ
 しっかり固かったガマの穂も、先の方から徐々に崩れています。やがて細かな綿埃のようになって風にあおられながら種子が遠くへ旅立って行きます。
11 キリ
 この実の形はお茶事で使う火箸に「桐の実頭」という飾りとして使われているそうです。芝生広場ではこの実が間近で見られます。花の時期にもどうぞ
12 キレハイヌガラ
 葉は大根の葉に似ていますね。同じ仲間ですが根は太くならず、種子のほかに、根元から横に茎を伸ばしてその先に新しい苗を作るという増え方もします。

13 クコ
 紅い実と淡紫色の花の両方が見られます。虫がつきやすいのですが、花は初夏から秋まで次々に咲き、乾燥した実も若葉も食べられるというお得な木です。
14 コセンダングサ
 花を咲かせながら、一方でどんどん種子ができています。放射状のトゲのようなものひとつひとつが種子です。先にある二股のトゲでくっつきます。
15 コメヒシバ
 細い枝が数本放射状に広がって、その枝に沿って小さな実が行儀良く並んでいる、イネの仲間です。その実を見るには拡大鏡が必要ですよ。

16 サザンカ
 公園や庭などで秋から冬にかけての彩りとして定番ともいえるでしょう。いろいろな品種があり、園内にも3種類ほどあります
17 シャリンバイ
 芝生広場の日当たりの良い場所にまとまって植えられている低木です。5月頃白い花が咲く、バラの仲間です。花は良い香りがするそうです。
18 シラカシ
 ご覧の通り、ドングリのなる木のひとつです。園内にはとても大きい木から細い木までたくさんあり、少し小ぶりのドングリがたっぷり拾えます。

解説:馬場君子 写真:岩永秀夫